ビワイチ完走記

琵琶湖を一周することをチャリンコ乗りは「ビワイチ」と呼ぶらしい。
自転車屋のおっちゃんの話では滋賀県民の二人に一人はビワイチ達成者だとか?本当か?

1周で200km、琵琶湖大橋の北側だけだと160km。
あたらめて地図で見るとバカでかいね、琵琶湖。滋賀県ってほとんど琵琶湖じゃん。

これまでに最長で50kmしか走った事無いけど、このビワイチに先日購入したばかりのtern Verge N8で挑んでみたい。
ただ、長丁場を一人だとちょっと寂しかったので、友人に話をふってみると快く付き合ってくれる事になった。ありがとう、A君。

ガチな人は半日でまわってしまうビワイチだが、とりあえず一泊二日でプランを考えた。

[1日目]
守山のセシル像を10時にスタートして左回りで今津まで進み1泊。目標は18時。
難所の峠は体調をみて、場合によってはスキップする。

[2日目]
7時スタート。琵琶湖南端経由で守山まで帰り、フルのビワイチ「フルイチ」を目指す!(この呼び方、ビワコどこいったん・・)

正直、自転車走ってる方や普段から運動している人からみるとユルいプランだと思う。
しかし、今回はまっとうな会社で毎日を忙しく過ごしている友人と一緒なのであまり無理はできない。
僕のように隙をみては仕事もせずに走ってるような不良社会人ではないのだ。

ユルいって言っても1日目は体力的に持つかちょっと不安。
本当は賎ヶ岳あたりで1泊したかった所だけど、宿が少ないという事と1日目に少しでも先にすすんでおきたいという友人の勇気ある言葉のおかげで1日目に近江今津まで進んでしまう事にした。

1日目

深夜に車を走らせ琵琶湖を目指す。
滋賀県に入って琵琶湖の湖畔を守山まで移動するが、車でも遠いね〜
琵琶湖やっぱりデカイ!

軽く仮眠を取り、眠気覚しに軽くランニングした後にA君と合流。
自転車を借りてもらうためジャイアントストア守山でA君を下ろし、ピエリ守山に駐車してから再びジャイアントストアへvergeで移動。

あ、駐車場ですが、守山スタートの場合は、「ピエリ守山」か「第二なぎさ公園」が使えるようです。
今回はピエリ守山を選択。こっちの方が安全っぽかったので。
第二なぎさ公園はジャイアントストア守山のすぐそばなので、運転手が自転車もレンタルするならこちらの方が便利だと思います。
でも、夜間はちょっと不安かな?

合流するとA君は真っ白なクロスバイクを手にしてました、エスケープってやつ。
初心者が乗るには、軽いし、フロント3段、リア9段でなかなか良さそう。

準備もお互いできたので、セシル像(第二なぎさ公園にあります)に移動してビワイチのスタート!

天気は気持ちの良い晴れ、チャリ日和。
ランニングだと暑いと感じる気温でも自転車を走らせると風が気持ちいいですね。
自転車買ってよかったと思う瞬間です。

A君も普段は運動とかしないって言ってるわりに25kmほどで巡航できてる。しかも余裕そう。
クロスバイクのおかげって本人は言ってるけど、そこそこ体力ありそうでちょっと安心。

1日目はあまり時間の余裕が無いので特に観光もせずに北上します。近江八幡も彦根もスルーです。
ビワイチの楽しみ方としてはどうかと思うけど、夜間の走行は危険だから早め早めで。

ちょこちょこ小休止しながらでも2時間ほどで長浜まで移動できました。順調順調。
ちょっと気がかりなのは、A君のお尻。
初めてのるスポーツ自転車なので致し方ないところはありますが、かなり痛くなってきたようです。

空腹とお尻の回復を図り、長浜でお昼休憩をすることにしました。

長浜って観光地だったんですね。到着して初めて知りました、風情溢れる街並みがきれいです。
雰囲気は岡山の倉敷っぽいのかな?
人もそれほど混在しているわけではなくて、ぶらぶらしやすい。
今度家族でのんびりと訪れてみようって気になりました。

長浜を抜けるとのどかな雰囲気になってきます。
コンビニもなかなか見つからないのが難点ですが、一方で交通量も少なくなってきて走りやすい道が続きます。

木之本に到着した頃にビワイチの重要ポイントがあります。

「賎ヶ岳トンネルは危険だから通らない!」

県道44号線を北上すると国道8号線(塩津街道)と大音の交差点でぶつかります。これを左に曲がると賎ヶ岳トンネルです。
賎ヶ岳トンネルはyoutubeとかに動画があるので見てもらうと良いのですが、交通量が相当に多い上に、車道も歩道も狭くて、さらに途中濡れていて滑りやすくなっていたり、自転車で通るにはあまりにも危ないトンネルです。

なので、このトンネルを回避するために大音の交差点を直進(8号線を渡って)して514号線に入ります。
クネクネと坂道を登るとちょっと不気味なトンネルが見えてきます。


こちらのトンネルは車通りもほとんどなく、安全に自転車で通ることができます。

ここの坂道は脚力が無いとちょっとしんどいかもしれませんね。
トンネルを抜けると絶景が広がってますので頑張って登りましょう。

そこから先に進んだところに「つづら尾崎」へ向かう「奥琵琶湖パークウエイ」があります。
ここが最大の難所だと思うのですが、今回はなんと通行止め!

残念ってのとホッとしたのと。半分半分でした。
でも、後から考えるとやっぱり残念かな?

303号線を進んでトンネルを抜けて(ここのトンネルは歩道が広くて安全)、557号線(県道西浅井マキノ線)に向かいます。

丸子船の郷


 

事前情報によるとこちらのマキノ線が通行止めとか聞いていたのですが、こちらはちゃんと(一箇所交互通行ですが)通れました。
海津大崎前後の風景は最高に綺麗でしたよ。
軽井沢っぽい?

その後はマキノを通って南下。
どこか能登の雰囲気にもにた古い街並みを抜け、しばらく走ると急に街が見えてきました。
1日目の目的地、今津です。

18時までに到着できたらいいなと思っていたのですが、奥琵琶湖パークウエイをスキップした事もあり16時に到着。
103kmの道のりでした。

体力的には自分もA君もまだまだ大丈夫ですが、とにかくお尻が痛いです。
特にA君は途中から相当痛かったらしく、、、よく耐えてくれました。

WEBサイトとの差にちょっとガックリしながら宿にチェックイン。風呂でさっぱりした後はとにかく冷たいビールが飲みたくて宿周辺を探索。

正直、今津での食事にはあまり期待していなかったので、ビールさえ飲めれば店はなんでもよかったのですが、たまたま入った店が大当たりでした。

牛串居酒屋 曙
https://www.facebook.com/akebono.imazu/

もしかしたら疲れてるって事もあるかもしれませんが、牛串もホルモン焼きもサラダも、料理はどれも美味しくて、キンキンに冷えたビールがどんどん進みます。
この店、近くにあったら100%リピートです。

この店に、今回のビワイチには参加できなかった友人H君も奥様を連れて応援に来てくれました。
しかも、なんと3時間掛けて!
こういうの、ありがたいですね。

身も心も満腹になったところで、宿に戻ってすぐに爆睡。

2日目

眠い目をこすりながら朝食を食べ、7時に今津を出発。

北部は車通りも少なくて気持ち良く進めます、

303号線、304号線は車通りも少なくて走りやすかったですが、途中で161号線に合流すると状況が一変。
すごい交通量とスピード、たまに道路幅が狭くなるところは自転車に慣れてないとかなり怖かったです。

161号線の途中で白髭神社に到着。
この辺りは水が綺麗な事もあって、湖面に浮かぶ鳥居は大変綺麗でした。

ここだけはデジイチ持ってなかったのを後悔。

この白髭神社ですが、161号線を挟んで山側に本殿、もう一方(というか海)に鳥居がありますのでおのずと交通量の多い161号線を横断する人が出ます。
信号や横断歩道などはありません。
かなり危険な香りがしますね。

その後は特に目新しいものもなく、とにかく南下。
途中で出身校の保養施設をがめちゃくちゃ綺麗になってるのに驚きながら、とにかく南下。

9時頃には琵琶湖大橋を過ぎてました。
ここらへんからはかなりの街になってきて走りづらいですね。
多くの人が湖南を避ける理由がわかりました。

雄琴温泉のゴールデンゲート(笑

 

そうこうして琵琶湖の南端に近づいて来たところで、ふとした疑問が。
ん?琵琶湖の南端ってどこだ?
どの橋を渡ればいいんだ?

下の地図は琵琶湖の湖南を切り取ったものだけど、橋が3本ある。
北から近江大橋、東海道本線の鉄橋の次が瀬田川大橋、そして唐橋。

当初は一番上の近江大橋を渡ろうと考えてました。
でも地図を見ると、あれ?もしかしてここってまだ琵琶湖か?
だってまだかなり河口(っていうの?)が広がってるし。。

って事で万が一に備えて今回はその南の瀬田川大橋を渡ったのですが、これが間違いだった・・
誰が決めたのか知りませんが、フルのビワイチは唐橋をわたるんだそうな。。

イヤイヤ、瀬田川大橋のところでもう既に川じゃん。橋の名前見てよ「瀬田川大橋」せたがわ!
川幅だって瀬田川大橋でも唐橋でも変わらないじゃん!

さらに滋賀県によると、資料↓右側に写真がありますが、赤の点線が境界線との事。
http://www.pref.shiga.lg.jp/biwako/koai/handbook/files/t6_1.pdf

はい、余裕で瀬田川大橋は瀬田川です!滋賀県のお墨付きです。
なので瀬田川大橋を渡ってもフルイチって事で!(文句は受け付けません!w)

さて、瀬田川大橋を渡るとスタート地点とした守山へ続くさざなみ街道に出ます。
あとは道沿いに北上するだけ。もうひと頑張り。
新興宗教っぽい巨大建築物に驚きながらペダルを漕ぎ続けると琵琶湖大橋とピエリ守山が見えてきました。

お尻が痛い、特にA君は本当に痛そう。
痛みでかなりペースを落としながらですが、なんとかペダルをクルクル。

ちゃんと多くの車が止まってるピエリ守山を横目にスタート地点でもある第二なぎさ公園へ向かい、セシル像の前でゴール!
 

二日目は84kmの道のり。
合わせて187kmのビワイチとなりました。

頑張った!特にお尻!
A君のお尻もこれ以上割れずによく持ちこたえた!(パチパチ
我がVerge君も故障もパンクもせずよく走ってくれました。

感想

走ってみた感想としては
・体力的には全然平気(1泊するなら)。普段運動していないおっちゃんでも大丈夫。
・慣れてないとやっぱりお尻が痛い
・リュックを背負って行ったのですが、肩が痛くなる。背負うものは極力減らした方がいい。デジイチ持っていかなくてよかった。
・途中で結構危ない箇所があるので、小さな子供にはオススメできない。
・何箇所か坂道があるので軽いギアが選べる自転車で。
・フラットバーだと手のひらがしんどくなるので、ポジションを変えられる小さなツノみたいなパーツ(今度紹介します)がとても役に立った。

自転車で琵琶湖を一周すると、場所毎に変わる琵琶湖の表情、町並みの変化がよく感じられとても楽しめました。
車ではもしかすると気付かないかも?
そのうちまたビワイチしてみたいものです。

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